はじめに
私がスポーツ自転車のKONA Jakeを購入したのは昨年の12月21日。2ヶ月が経過したところ。まだまだ初心者の私が、初心者の分際で「スポーツ自転車入門」を書いていきます。不定期連載で、全10回くらいに及ぶ予定です。非ヲタ的感性を持つ初心者だからこそ、未経験の方の役に立つ情報が提供できるのではないかと思っています。初心者ゆえに、自転車という乗り物の構造的な非完全性や、自転車業界(輪界)の非合理性を強く感じることもありますが、この手の話題も遠慮なく書く予定です。
なお、「できるだけ速く走りたいのでロードバイクに乗りたい」とか「悪路山道をMTBで踏破したい」などの明確な目的をお持ちの方には、当連載は向かないかも知れません。迷わずにそれらの自転車を購入すれば良いでしょう。
一方「スポーツ自転車ってどんなのだろう」とか「非ママチャリの自転車が欲しいけど何を買えばよいのかな」という類の興味をお持ちの方には、参考になる情報が提供できるかも知れません。
ところで、「スポーツ自転車」とは何でしょう? 人によってはレース目的の自転車のみを「スポーツ車」と呼ぶ狭い定義を採用しているようですが、私はその立場を採りません。当ブログでの「スポーツ自転車」の定義は、以下の2つの条件を満たす自転車とします。
- 前傾姿勢で乗ることを前提にデザインされている。長時間乗り続けるためには必須の条件だと思います。
- 原則的に前後輪とも工具無しでホイールを外せる(クイックリリース)。自力でのタイヤ交換やチューブ交換が容易にできることは、趣味としての自転車に不可欠だと感じます。ただ、内装変速は技術的にクイックリリースと両立しないので、内装8段車に限っては他の条件が揃っていればスポーツ車だと認めることがある。
また、「シティーサイクル」「ママチャリ」「軽快車」「婦人車」などと呼ばれるもの(日本で最も普及している自転車)は、総称して「一般車」と呼ぶことにします。
§1 貴方にスポーツ自転車は必要ですか?
私は昨年7月から折り畳み小径車「DAHON METRO」に乗っていますし、一般車にも乗ったことがあります。その際に感じた不満は「長距離を乗ると疲れる」ことでした。片道2〜3kmくらいまでなら大丈夫ですが、それ以上の距離では負担。また、特に一般車の場合は車重も最小ギアも重めで、急な坂を上るのも大変。比較的楽に長時間を乗れる自転車が欲しいと思い、スポーツ車購入の検討を始めた次第。
逆に、短距離の移動ならば、非スポーツ車でも十分ではないでしょうか。そもそも、私は一般車は相当に優れたものだと思っています。長距離や急坂を乗るのに向かない(*1)のは確かに短所ですが、前カゴに荷物を積むことを前提に作られた安定性、頻繁に駐輪する際の取り回しの良さ(*2)は一般車の大きな長所です。
よって、自転車を短距離(3km程度まで)の移動にしか使わないというのであれば、ママチャリなどの一般車で十分かも知れません。一方、自転車で長距離を楽に移動したい場合は、スポーツ車の導入を検討する価値があります。
今日はここまで。次回は、もしスポーツ自転車を購入するなら何を選ぶべきかについて、詳しく論じる予定です。
注
*1 最近では、距離が長くない急坂を上るだけなら電動アシスト自転車が最強だと言えるでしょう。
*2 小回りだけなら小径車が最強レベル
【「初心者によるスポーツ自転車入門」の各回へのリンク】
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posted by D Slender at 00:00
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自転車
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