2005年08月17日

花井健さんの文章

読売新聞サイトの「マネー・経済」にみずほコーポレート銀行の執行役員上海支店長の花井健さんのコラムが連載されています。8月15日に因んだとも思われる最新記事が非常に印象に残りました。
戦後60年の8月、「侵華日軍南京大屠殺遭難同胞記念館」を訪れて
中国で仕事をしている日本企業の人が日中関係の改善を強く望むのは当然でしょう。

中国在住が長く上海の歴史に精通されているある日本人の方から次の一文を紹介された。「日本が満州事変以来10数年に亘って中国を侵略し、南京を含む中国国民に多大の犠牲や損害を与えたのは厳然とした歴史的事実である。それにもかかわらず、中国は第2次大戦終結後100万人を超える敗戦の日本兵と在留邦人に敢えて報復せず、故国への引き上げを許した。昭和47年の日中国交回復に際し、日本側が予測した賠償も要求しなかった。当時を知る日本人なら、この2つの負い目を決して忘れていないはずである。」{1986年1月秦郁彦著「南京事件」中公新書}。

 単純に割り切れるほど生易しいものではないし、割り切る必要が無いかもしれない。しかし小職が感じた日本の重さと違うそれは「日本が加害者であるということ」そして「小職自身の中で未だ整理消化し切れていない歴史認識が、それが負い目という言葉で言い表わせるものかなのかどうかも解らないが、間違いなく小職の深層心理の中に存在する」ことに起因するのかもしれない。「暴に報ゆる暴を以ってするなかれ。怨みに報ゆるに徳を以ってせよ。(蒋介石主席。周恩来首相)」その言葉が再び思い出される。

歴史認識問題は難しいです。両国の主張の隔たりのみならず、日本国内にも様々な主張が存在します。異なる考え方を全面的に理解し納得するのは端から無理なのかも知れません。それでも、主張すべきところは主張しつつも、相手の立場にある程度配慮する努力が必要ではないかと思います。お互いに全否定では何も進展しないでしょう。

話は変わります。実はここからが本題かも。
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2005年08月08日

マナー違反注意は失礼だ

昨日の2つのエントリは、いずれも読者を限定するマイナーなものでした。1つは、プロ野球全体の中でどちらかというと不人気な球団の投手の話題。もう1つは今や世間的にマイナーなジャンルになってしまった女子プロレスの話題。

私はマイナーな感性をもつ人間なので、油断するとそんな記事ばかりになってしまいます。個人のブログなので、皆の注目を意識する必要はないのですが、たまには大衆の目を意識してみましょう。

各所ブログを眺めていると、大量コメントがついて“炎上状態”になりやすい話題は2つあるようです。1つはある種の政治ネタ。もう1つは“マナー”についてのネタです。今回は後者に触れてみます。

少し古い話ですが、今年の4月にらくだのひとりごとというブログの
 席を譲らなかった若者
というエントリに多数のコメントが殺到し(現在でも増えつつあります)、話題になったことがありました。詳しい内容はリンク先をご覧頂きたいのですが、簡単に言うと、電車の座席に座っていた若者に対し、立っていた高齢者が「最近の若い者は年寄りを立たせても平気なんだから」のような発言をしたところ、若者が「あんたたちさぁ、山は歩けるのに電車では立てないの? それっておかしくない? ……」のような発言を返したというエピソードの紹介です。コメント欄を見ると、若者を支持する派、支持しない派の様々なコメントが書かれていて、私には到底読み切れません。

さて、今更ながら、この件に対しての私の結論を書きます。コメント欄封鎖モードで。

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2005年07月18日

扶桑社の歴史教科書についての私見

先週、栃木県の大田原市の教育委員会が「新しい歴史教科書をつくる会」(以下、「つくる会」と略す)の採択を決定したことが報じられました。
大田原市が扶桑社の歴史教科書を採択(栃木)(読売新聞)

案の定、採択に対する激しい抗議の声が上がっています。
市民ら撤回求め騒然 大田原市教委の扶桑社教科書採択(東京新聞)
一方、各所のネット右翼系ブログでは、これまた案の定、採択に批判的な人に対する批判で盛り上がっているようです。この辺の状況も興味深いのですが、詳述しません。近いうちに気が向いたら書くかも知れません。

ここでは、扶桑社の歴史教科書問題に対する私の見解を書いておきます。念のためにコメント欄は閉じます。

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2005年07月16日

読売の「東京裁判」関連記事

昨日の読売新聞朝刊で、「基礎からわかる「東京裁判」」という特集記事が掲載されました。3面に亘る力作で、内容も充実。Web上に載らないのが残念。東京裁判とはどのような裁判か、どのような罪が裁かれたのか(あるいは裁かれなかったのか)、罪と罰は適正だったのか、等の問題に対し、客観的かつ丁寧な説明が記されていました。

東京裁判は現在議論されている様々な問題(靖国問題、「つくる会」の歴史教科書問題など)と密接な関連を持っています。この時期に、東京裁判の基礎を復習しておくことには意義があると思います。

ここでは記事の内容に細かく踏み込むことはできませんが、エピローグに書かれた「戦後60年 問いただすべきもの」と題された文章の中から一部引用しておきます。
 それにしても重要なのは、連合国によって仕切られたがために東京裁判が帯びる「勝者の裁き」の色合いの濃さといった問題とは別に、本来、日本自らが問いただすべき戦争責任の多くが、取り残されたままでいる、という現実だ。
 われわれが今後さらにつきつめたい問題としては、
(1) 日米衝突の必然性が本当にあったのかどうか、そこに至るまで軍部・軍人たちの専横を止められなかった責任はどこにあったか
(2) 基本的生産力からみても中長期的に勝つ見込みの全くなかった対米戦に踏み込んだ指導者たちの責任をどう見るか
(3) 無意味な犠牲を少なくする行政努力や終戦工作が適時適切に行われていたのか
(4) 見通しもなく終戦の先延ばしや妨害をした指導者たちはいなかったのか、いたとすればその責任をどう問うべきなのか

読売の記者の見解に全面的に同意します。日本人である私としては、国民を負け戦に導いた指導者の責任は未来永劫ないがしろにしてはならないと思っています。

最後に、本筋とは関係ない追記を。このような価値ある記事がWebに載らないのは勿体無いなあ、と思うのですが……読みたければ読売新聞を買え、ということでしょうか? あと、読売はWeb pageを消すのが他の新聞社に比べて早いと思います。これも勿体無いなあ。
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2005年07月12日

コリアンの人権について

日本に深刻な差別、是正の必要を勧告へ…国連人権委(読売新聞)
 国連人権委員会で特別報告者として各国の人種差別の現状を調査しているディエン氏(セネガル出身)は11日、日本での9日間の調査を終え、都内で記者会見した。

 このなかで、同氏は、日本では被差別部落や在日韓国・朝鮮人などに対し深刻な差別があり、政府は対応措置を講じる必要があるとの報告書をまとめ、9月に開催される国連総会に提示する考えを示した。

国連人権委:ディエン氏、朝鮮中・高級学校とウトロ地区を訪問/京都(毎日新聞)
 朝鮮学校には、今も国庫補助はない。財政の柱である寄付は損金扱いされず、学卒と認められないため資格面で大きなハンディを背負う。国立大の大学受験資格も、朝鮮学校は個人単位でしか認められていない−−。これらの説明を受け、ディエン氏は「多文化主義はどの国でも認められるべき」と語った。

 午後訪問したウトロ地区では、朝鮮人労働者の飯場跡などを視察。集会場で住民らと懇談した。ディエン氏は、「戦争目的の建設に従事し、戦争が終わればまるで道具のように捨て置かれた。まさに差別の足跡。経済大国の日本で貧困や社会から排除された状態を見たのはショッキングだった。一方で感じたのはコミュニティの連帯感の強さ」と語った。続いて、国民年金制度が外国籍者を排除していた影響で、無年金のまま放置されている在日高齢者と障害者の問題についても説明を受け、真剣に耳を傾けていた。


在日外国人への「差別」、という微妙な問題に触れてみます。

私の基本的考えは次の通り。
● 日本国籍を取得済みの外国出身者や他民族の人は、いかなる事情があっても差別するべきではない。
● あえて日本に帰化しない外国人に関しては、日本国内での公的な権利がある程度制限ざれるのは仕方ないのではないか。しかし、それでも基本的な生活を営む権利は認められるべきだと思う。
● 上記に関連して、日本の国籍取得条件はもう少しだけ甘くても良いのではないか。また、在留を続けたい人がもっと気軽に在留できるようにすべきではないか。
【参考】日本への帰化申請(日本の国籍取得)、永住許可申請、国際結婚、国際離婚、国際養子縁組、渉外戸籍などについてのFAQ集(行政書士 森口秋雄事務所)
● 現実的には、日本人と外国人とは文化や考え方が違うことが多いので、心から理解し合うのは困難なことが多いだろう。その場合は無理に仲良くする必要はないが、相手の存在を認める、(直接の迷惑を蒙らない限り)干渉しない、という精神が必要だと思う。

つまり、在日外国人に対してあらゆる権利を認めるのは筋が通らないと思うのです。たとえば、外国人に地方参政権を与えるのは如何なものか、と思っていますし、上記のディエン氏の主張についても、全面的には賛同できない点があります。その一方で、コリアンだから、中国人だから、のような理由で何が何でも排斥すべきだと考える人もおかしい、と思うのです。

朝鮮学校を例にとると、出身者の大学受験資格が制限されるのは仕方が無いのではないか、と思います。日本の大学教育を受けたければ日本の学校に入るのが筋ではないかと。ただし、日本の学校に入った外国人に対し、「差別」したり苛めたりするのは言語道断。

一方、コリアンの文化や考え方は日本人とは大分異なる面があるので、互いに十分に理解し合って仲良くするのは難しいのも現実だと思います。

私が通っていた高校の近所にも朝鮮学校がありました。明らかにコリアンが多数住んでいると思われる地域もありました。高校では次のような風評が流れていました。
「朝鮮学校の連中は怖い。喧嘩でもしようものなら容赦なくやられるので、近づかない方が良い」
私はこの風評を半ば信じる形で、常に警戒しながら高校3年間を過ごしていました。実際には3年間の間、私自身にも、高校全体にも、トラブルは全くありませんでした。さて、この風評は「差別」だったのでしょうか? 私は必ずしもそうは思いません。やはり、彼らと日本人では考え方が違うので、下手に近づくとトラブルになる可能性があったことは否定できないと思います。一定の距離を置きつつ共存するのが良い、という生活の知恵から生まれた風評だったのかも知れません。
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2005年07月07日

喧嘩と交通事故と健康保険

ライブドアのニュースサイトを見ていたら、PJニュースに興味深い記事を見つけました。

ケンカで健保は使えない!?
道端での乱闘、電車内でのトラブルなどケンカの被害に遭い、負傷させられたとき、重傷ならば、救急車が呼ばれ、救急病院に担ぎ込まれる。しかし、たいがいの場合、ケンカなど第三者行為(第三者の過失による傷害行為)による負傷は健康保険が使えない自由診療となってしまう。

私はリアルでは喧嘩などしないので、このような事実を知りませんでした。

そもそもケンカで健保が使えない根拠は、第三者が加害者なのだから、加害者が治療費を支払うべきだ、というものだ。第三者にはペットの犬なども含まれる。他にも多くの健保が共通して使えないとしているのは、労災が適用される仕事中や通勤中のケガや病気、自賠責が適用される交通事故、薬物中毒や自殺行為、出産・中絶などだ。

なるほど。加害者が居るようなケガでは健康保険が使えないことが多い、ということですな。

そういえば、私は喧嘩のみならず、交通事故の被害者や加害者になった経験もありません。死ぬ前に一度は……いやいや、これに関しては未経験のままで人生を終えたいものです。
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2005年06月26日

日中関係と日米関係

今朝の読売新聞のコラム「地球を読む」は、「「靖国」日本の岐路」と題したJR東海会長の葛西敬之氏の文章でした。典型的な靖国参拝賛成保守派の主張。気になる点が3つほどあったので、論評してみます。残念ながら「地球を読む」はWebには載らないので、新聞記事を部分的に引用しながら書いていきます。

なお、私自身は、「首相が靖国参拝をしたいならすれば良いが、その代わり国益を損なわないように責任を持つべし。国益に配慮するなら参拝しないのがbest」と主張するタイプの保守派を自認しています。詳しくは、以下の過去エントリをご覧ください。
靖国問題と為政者の責任
「内政干渉だ」では説得力が無い
靖国神社が分祀を拒否
追悼施設への反発
昭和天皇の歴史認識

本題に入ります。
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2005年06月22日

ネット右翼の姿勢

以前書いた「ネット右翼」の定義いろいろの補足記事です。

ごく最近、次のようなWeb Pageが書かれているのを発見しました。
コラム: コミュニティの崩壊(サイト「iwatamの個人サーバ」より)
私にとって興味深い文章でした。特に印象に残ったところだけを引用しつつ論評します。
ネット右翼を見ると、どうも本物の右翼のような主張はしていないような気がする。ネット右翼では仲間の範囲が「自分一人」になってしまっているのではないか。

「自分一人」には若干の疑問があります。右翼的な発言をするブログの中には、相互リンクやトラバによる連携を実行しているところが少なくないと感じるからです。Seesaaのネット右翼系有名ブログを例に取ると酔夢ing Voice桜日和などは、いずれも連携が活発だと思います。

とは言え、文章全体の要点は次の辺りにあるのでしょうね。
彼らの特徴は、自分への批判を拒否することである。自分を批判する相手を「批判した」という点でもって批判する。例えば、嫌韓・嫌中がわかりやすい。ネット右翼は、韓国や中国が日本を批判することを批判する。中国の軍事的脅威とか体制とかいったものを批判しているわけではないし、相手がなぜ日本を批判するのかも、何をすれば批判が止まるだろうかとも考えない。

ネット右翼は、大手マスコミもまた批判する。彼らは大手マスコミを「言論弾圧」と呼んでいて、マスコミがその力で無知な一般大衆を洗脳していると思っている。

まず、この人は私以上にネット右翼を嫌っていることが分かります。「自分を批判する相手を「批判した」という点でもって批判」というのは、異なる政治的意見のブログを見つけては批判コメントを書き込む姿勢などを指しているのでしょうか(関連過去記事:コメントスクラムに関する私見)。また、ネット右翼系の人の中には、自分たちの主張に沿った意見を「まとも」「正論」、そうではない意見を「馬鹿」「売国奴」などと形容する人が居ます。私はそういう姿勢が嫌いです。あらゆる政治的主張は特定の人や団体の利害を代表するものに過ぎず、万人に通用する絶対的「正論」など存在しないと思うからです。

ネット右翼というのは、主張の内容そのものだけでなく、発言の姿勢でも特徴付けられるのかも知れません。これは以前のエントリ「ネット右翼」の定義いろいろにはなかった視点なので、補足記事を書いてみたというわけです。
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2005年06月18日

『陛下のご質問』読了

岩見隆夫『陛下のご質問』(文春文庫)を読了しました。個人的には、今年一番の興味深い読書になることでしょう。戦後史の真実の一面と、昭和天皇の尊敬すべき人柄が伝わってきます。

印象に残る箇所はたくさんあります。昭和天皇の中国観に関する部分は、既に先日のエントリ昭和天皇の歴史認識で触れました。ここでは、それに関連して、昭和天皇の靖国神社観が垣間見える部分を引用してみたいと思います。

1985年8月15日、当時の中曽根首相は首相としてはじめて靖国神社に“公式参拝”しましたが、中国からの抗議に配慮して翌年の参拝は中止しました。更に、「日韓併合は韓国にも責任がある」と発言した藤尾文部大臣を罷免。これらの措置により、中曽根氏は一部の右翼団体から非難されていました。更に、
就任したばかりの土井たか子社会党委員長は代表質問で、
「靖国神社の公式参拝をとりやめたことや藤尾前文相を罷免したことに敬意を表するが、これら一連の措置に首相の責任はないのか」
と追求、中曽根はこう答えた。
「靖国問題ではその後いわゆるA級戦犯合祀の問題が惹起された。やはり日本は近隣諸国との友好協力を増進しないと生きていけない国である。日本人の死生観、国民感情、主権と独立、内政不干渉は厳然と守らなければならないが、国際関係において、わが国だけの考え方が通用すると考えるのは危険だ。アジアから孤立したら、果たして英霊が喜ぶだろうか。孤立して喜ぶのはどこか、外交戦略としても考える必要がある。藤尾問題は、現職大臣の発言として部分的に妥当を欠き、日本の立場に重大な疑惑を生じる恐れがあると判断し、解任した。遺憾な事態だったが、アジア各国に対する友好姿勢は一貫しており、変わることはない」
まもなく、富田朝彦宮内庁長官から中曽根のもとに、天皇の伝言がもたらされた。
「靖国の問題などの処置はきわめて適切であった、よくやった、そういう気持ちを伝えなさい、と陛下から言われております」
一件落着したあとに、天皇が価値判断を加えた感想をもらされるのを、政治的にどうみるか。議論のあるところかもしれないが、中曽根は
「そういうお気持ちを持たれたのは、中国、韓国に対する贖罪感がお強いということで、良心的で潔癖な方だったことが分かる」
と述べた。

1986年の中曽根氏の参拝とりやめについて、最近は「中国に外交カードを与えた失政」と評価する人も居るようです。一方、私は、参拝を強行した場合に想定される日中関係悪化のリスクを重視した中曽根氏の判断を支持します(詳しくは中曽根氏が靖国参拝中止を促す)。

それはともかく、憲法上は非政治的な存在である天皇ですが、時折政治的な発言をなさることがあります。先年の「国旗国歌の強制は望ましくない」が好例。『陛下のご質問』には昭和天皇によるこの種の発言が多数収録されていますが、本の内容から判断する限り、いずれもほぼ国益に適う発言だと思いました。まあ、これも色々な意見があるのでしょうが。
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2005年06月17日

「怪我は自己責任」と言った車掌

○?×?…ひどい駆け込み、ケガは自己責任と車掌放送(読売新聞)
 JR中央線国分寺駅で今月4日、東京行き快速電車の閉まりかけたドアをこじ開けて乗った男性客に対し、車掌が「駆け込み乗車は危険です。大けがをすることになります。それで大けがをしても、そちら(乗客)の責任です」と車内アナウンスした。

 これを聞いた別の乗客がJR東日本に抗議、同社は「言葉に配慮がなかった」と非を認め、車掌を指導した。だが駆け込み乗車は実際に事故につながる危険な行為。発車が遅れると運転士は、JR福知山線事故でもクローズアップされた「回復運転」を強いられることにもなる。識者は「利用者の側も、駆け込み乗車の危険性と、多くの人が迷惑を被ることを認識するべきだ」と指摘している。

安全を第一に重視するなら、「自己責任」と放送した車掌が全面的に正しいことは確かです。しかし、時には正論が通用しないのが世の常。

今回の例では、「それで大けがをしても、そちら(乗客)の責任です」という言葉を強過ぎると感じるか否かがモンダイ。個人の感性に依る、としか言い様がありません。難しいですね。

私自身は妥当な表現と感じました。

とは言え、過激と感じられて抗議した方がいらっしゃる以上、JR東日本が非を認めたこと自体は適切な措置だと思います。不特定多数を相手にする公共性の高い企業だからです。

この車掌さんは口頭での“指導”だけで済むのですよね。それならいいです。

結局は、記事にある通り、我々乗客が危険性を認識することが最良の対策なのでしょう。それでもたまには不心得者が現れるでしょうが…
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2005年06月13日

青学高等部の英語入試問題

本日5個目のエントリは、昨日、最も印象に残ったニュースについて。

事態の流れについては、次の毎日新聞の記事がコンパクトにまとまっていると思います。
青学高等部:沖縄・ひめゆり学徒隊の不適切な入試問題(毎日新聞)
青山学院高等部(東京都渋谷区)が2月12日に行った一般入試の英語の中で、沖縄県への修学旅行でひめゆり学徒隊の女性から沖縄戦の話を聞いた生徒が「退屈で飽きた」と感じたという趣旨の英文を出題していたことが10日、分かった。同校の大村修文(ただふみ)部長は「非常に不適切な問題だった。申し訳ない」と話している。

 同校によると、英文は生徒が書いたものではなく、同校の教諭が試験用に作成した。沖縄県で生徒は、防空壕(ごう)に入った後、ひめゆり学徒隊の女性から体験談を聞いて「退屈で飽きた。彼女が話せば話すほど、私は防空壕で受けた強い印象を失った」と感じ、「(女性が)いろんな場所で証言をしてきて、話し上手になっていた」との感想を書いたという内容になっていた。

 そのうえで「なぜ筆者は聞いた話が気に入らなかったのか」という問題を出し、「彼女の話し方が気に入らなかった」という選択肢を正解として選ばせていた。

青山学院高等部に対し、元ひめゆり学徒の方々などが抗議。結局、高校側はサイトにお詫び文を出しました。
青学高入試問題に元ひめゆり学徒「許せない」(琉球新報)
「心を傷つけた」 青学高がHPでおわび ひめゆり「退屈」問題(琉球新報)

さて、私の考えを述べます。

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2005年05月12日

占領者への評価

先日のエントリイラク日本人拘束事件・事実集の関連記事。

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2005年04月26日

パブリック・ジャーナリスト考

前記事で、日本テレビの氏家斉一郎会長の定例会見に触れました。実はその会見で氏家氏はライブドアのパブリック・ジャーナリストニュースについて、次のようなことを述べていました。以下、本日付の読売新聞紙面から引用です。
日本テレビ放送網の氏家斉一郎会長は25日の定例記者会見で、ライブドアが行っている「パブリック・ジャーナリスト(市民記者)」について、「いくら速くても、信ぴょう性がなければ何にもならない」と批判した。

パブリック・ジャーナリスト(以下、PJと記します)の記事には信憑性がない、と言いたいのでしょうか? だとしたら、この文面だけではどのように信憑性が無いのかよく分かりません。ですから、氏家氏の発言自体は正しいのでしょうが、批判としては成立していないと思います。限られた紙面では止むを得ないとは思いますが、是非一度、プロのメディア人による本格的な批判を読んでみたいものです。

では、私からもPJに一言批判を加えておきます。

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2005年04月25日

「ヨン様もうで」に思う

ヨン様もうで「緊張何の」 邦人2600人に韓国驚く(西日本新聞)
韓国の俳優ペ・ヨンジュンさんの次回主演映画「外出」(邦題・四月の雪)の撮影中現場を見学する日本からのツアー客約二千六百人が二十三日、ソウルに集結。日韓関係悪化の中、大挙してやって来た日本人を目の当たりにした韓国人たちは「領土・歴史問題を突き抜けている」と驚いていた。

このツアーに関しては他のメディアでも報じられましたが、現地の人やメディアの反応まで書いているところは西日本新聞以外に見当たりませんでした。

日本と韓国の国民性の違いを象徴する出来事だと感じました。

相対的に、日本人は「それはそれ、これはこれ」という思考を苦にしない傾向があると感じます。例えば、現在は日韓関係が悪化していますが、それでも韓国のドラマを好んで観る人は少なくありません。(最近は、何が何でも嫌韓、のような人もネット上で見かけますが)

一方、韓国人の場合、「それはそれ、これはこれ」的な思考が苦手で、全否定に走る傾向があると感じられます(もちろん全韓国人がそうだというわけではありませんが)。例えば、ほんの数年前まで日本文化を受け入れていませんでした。また、異なる2つの考え方に対し「どちらが正しいのか」白黒つけたがる傾向も強いようです。
【参考】韓国と日本 文化の違い 交流 コミュニケーション(ewoman)

どちらの国民性が優れている、と決するつもりはありません。優劣は状況次第だと思うからです。

一般に、隣国外交は難しいのですが、特に日韓は国民性が相当に異なることが難しさを増幅していると感じます。なまじ地理的に近いだけに、却って相手に違和感を覚えるのではないでしょうか(日本とマダガスカルくらい離れていれば、逆に違いを受容しやすいのですが…)

だから、両国が互いに理解し合うのは至難の業だと思います。
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2005年04月22日

反省とおわび

小泉首相:「反省とおわび」を表明へ バンドン会議(毎日新聞)
毎日と朝日新聞では「反省とおわび」にまで言及していて、読売新聞と産経新聞では(現時点で)会議の件のみです。新聞社の政治的趣味が表れていると感じます。

国益を考えると、現在の情勢下で「反省とおわび」の発言をする意義は十分にあるでしょう。「お詫びはもう済んでいる」という考え方もあるようですが、仕掛けた戦争に負けた戦敗国なのだから何度謝っても謝り過ぎということはないと思うのです。戦争に負ける、というのはそのくらい重大なことだと考えます。(勿論、お詫びをして肝心の外交で弱気になってはマズイでしょうが、さすがにそれは無いでしょう)
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2005年04月18日

裁判員になりたくない人が7割

一昨日のニュースですが、
裁判員制度:「参加したくない」7割 内閣府世論調査(毎日新聞)
内閣府は16日、「裁判員制度に関する世論調査」の結果を公表し、裁判員に選ばれた場合に「参加したくない」と答えた人が70.0%を占めた。「参加したい」という回答は25.6%にとどまった。09年春に制度スタートが迫る中で、国民の参加意識が高まっていない現状が明らかになった。

裁判員制度については、既に今年2月13日に
「裁判員をやってみたい?」
という記事にしてありますので、今回は余り多くを書きません。私自身、裁判員をやりたくないと今でも思っています。
参加したくない理由(複数回答)は、「有罪・無罪などの判断が難しそう」(46.5%)と「人を裁きたくない」(46.4%)が多かった。「仕事に差し障る」(19.9%)、「面倒そう」(17.4%)、「家事に差し障る」(10.0%)など「負担の重さ」を挙げた人は比較的少なかった。

理由はいろいろ挙げられていますが、結局のところ、裁判員制度なるものがどうしても必要だとは思い難い、という原因が根底にあるのではないでしょうか。法務省のサイト「あなたも裁判員!」には、裁判員制度の意義が簡潔に書かれています。
裁判員制度は,国民から無作為に選ばれた裁判員が,殺人,傷害致死などの重大事件の刑事裁判で裁判官と一緒に裁判をするという制度です。裁判員制度の導入により,国民の感覚が裁判の内容に反映されることになり,国民の司法への参加が大きく進むことになります

司法参加が進むのは悪いことではないけれど、わざわざ難しい判断や種々の負担などのコストを支払ってまで、自分の感覚を刑事裁判に反映させる必要性を感じない、という考え方には共感できます。こういう考え方を持つ人を説得するのは並大抵のことではないと思います。いっそのこと裁判員制度の導入を急遽中止してはいかがでしょうか。
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2005年04月14日

タラバガニ大統領

イラクの大統領の名前が「タラバガニ大統領」に見えると思った人は多いでしょう。

この人の存在を知った瞬間に私が考えたことは、「タラバガニ大統領でGoogle検索すると最終的に100件くらいにはなるかな」という予想でした。しかし、現時点では15件。思ったより伸びていません。これほどブログが普及しているにもかかわらず、記事に書いている人は少ないようです。この状況では100に達しないおそれがあるので、率先して私が記事にしておきます。

ついでと言っては何ですが、タラバニ大統領とイラクの現状についての基礎知識をまとめておきましょう。

タラバニ氏については、1週間前の記事ですが、次が詳しいです。
イラク大統領にタラバニ氏 クルド闘争率いた英雄(4月6日 産経新聞)
タラバニ氏は、フセイン政権下で弾圧されていたクルド人を束ねるクルド愛国同盟の議長でもあります。新生イラクを象徴するに相応しいと思います。

何といっても現在のイラクの問題点は治安。最悪の状況は脱したとはいえ、現時点ではまだまだフセイン時代よりも悪いと言われても仕方ない状況のようです。
(参考:イラク:フセイン崩壊2年 バグダッド市民の感情の変化(4月9日 毎日新聞)
そんな状況で、タラバニ大統領が駐留米軍撤退時期の具体的な目標を示しました。
タラバニ・イラク大統領、駐留米軍は「2年以内で撤退」(4月12日、CNN)
世界を巻き込む戦争の末に生まれた政権。状況は厳しいのですが、何とか良い方向に向かって欲しいものです。

さて、タラバガニについての基礎知識にも触れておきましょう。
タラバガニ、アブラガニ(市場魚介類図鑑)
北海道以北に棲息。このタラバガニの仲間はサワガニやズワイガニなどの短尾下目ではなく、ホンヤドカリ、ヤドカリなどと同じ異尾下目である。この仲間は外見的にはハサミを含めると脚の数は8本であり、最後尾の脚は細く小さく甲羅の中に隠れていて鰓などの掃除をするなど、こっそりと活躍している。


タラバニ氏はフセイン政権下の異端であったクルド人の英雄。タラバガニはカニと呼ばれる生物の中では異端。何故なら異尾下目(ヤドカリの仲間)だから。両者は結構似ているかも。

なお、タラバガニがヤドカリの仲間であることについては、私は幼い頃に学研の図鑑『水の生物』を読んで知りました。
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2005年04月12日

放送法違反番組

最近、このブログは1日平均2〜3エントリのペースで更新しています。本来はもっと更新したいのですが、書き込む時間が取れません。

これから書く文章は3月23日のニュースのネタであり、普通なら旬を過ぎているのですが、内容的に時期遅れになっても構わないと判断し、後回しにしていたものです。

前置きは終了。

放送法違反番組:民放3社の社長らを厳重注意 総務省(毎日新聞)
 総務省は23日午前、日本テレビ、テレビ東京、熊本県民テレビの民放3社の社長らを呼び、「事実をまげないで報道することなどを定めた放送法に違反する番組を放送した」として、文書で厳重注意した。

 対象となったのは、日本テレビのバラエティー番組「カミングダウト」(2月15日放送)▽テレビ東京の情報番組「教えて!ウルトラ実験隊」(1月25日放送)▽熊本県民テレビの情報番組内の1コーナー「ザ・追跡」(1月17日放送)。


総務省基準では、いずれも放送法違反(または疑いあり)とのことですが、では私の独断で各番組の“罪深さ”を判定していきます。各放送局の見解pageにリンクし一部引用しつつ、100点満点で罪深さを判定します。スコアが高いほど罪深いです。

独断と偏見での罪深さ判定
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2005年04月08日

竹島問題早分かり

以前、いわゆる北方領土について、
 北方領土特集(前編)北方領土特集(後編)
という記事にしました。現在騒がれている竹島問題についても、ごく簡単にまとめておきます。

竹島問題そのものを理解するには、次の2つを読めば十分だと思いました。

資料A:竹島問題(外務省)
資料B:竹島問題の基礎知識

資料Aは政府公式見解としての価値がありますが、「国際法」とは何なのか分からないので不十分。資料Bはその点で詳しく、何より韓国の主張に簡潔に触れているのが秀逸。

ごく簡単にまとめてみると、次のようになるでしょう。

● 日本は、1905年に韓国に先んじて竹島領有を公的に宣言しているので、「国際法」の「先占理論」に従うならば、竹島は日本の領土である。
● 韓国は1905年当時は独立国ではあったが、事実上日本の保護国であり、異議申し立てはできなかったと主張している

北方領土に関しては、ロシアの主張にもかなりの正当性が含まれていると個人的には思っています。戦敗国は領土削られても文句は言えないよね、という考え方は説得力があると感じるからです(なお、この点について私に反論しないようにお願いします)。

一方、竹島に関しては、国際法的には文句なしに日本が正当だと感じました。仮にNTV系『行列のできる法律相談所』でとりあげるとすれば、4人の弁護士全員が日本支持、という感じでしょうか。

しかし、国際法というものが(国内の刑法などと異なり)強制力を持たない以上、国際法とは異なる価値基準で領有を主張する行き方はあり得るわけです。だから、国際法上の正当性だけで韓国を納得させることはできないでしょう。これが領土問題の難しさ。

先日の教科書検定で文科省が「竹島はわが国固有の領土」という表現を追加したことが韓国の逆鱗に触れました(参考)。実際、「竹島は日本固有の領土」だけだと不正確だと思います。理由は前段落に書きました。「日本の主張では、竹島は日本固有の領土」または「国際法上、竹島はわが国固有の領土」だと正確。こう書けば、少しは韓国の反応も和らいだかも知れません……って甘いかな。
posted by D Slender at 12:20 | ローマ | Comment(0) | TrackBack(1) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月05日

鈴木久五郎と堀江貴文

丁度100年前の日露戦争の頃に、投機で財を成し大企業の株を過半数買い占めて「成り金趣味」の語源になったと言われる鈴木久五郎(鈴久)なる人物を、ライブドア社長の堀江氏とダブらせる意図の記事が書かれています。
牧太郎のキレの良いのが珠にキズ:/2 百年前のホリエモン(毎日新聞)
 鈴久は次に鐘紡の株を買い占め、翌年には過半数の株を手に入れた。大企業の株を過半数も手に入れたのは、彼が史上初である。

 もうけた金は1000万円。今の貨幣価値に換算すると1000億円? 彼は豪遊した。当時の新聞は「柳橋の深川亭、柳光(りゅうこう)亭を買い切って、なじみの芸者を数十人上げて、芸者供養をした」と報じている。芸者全員に着物、襦袢(じゅばん)、帯、足袋をプレゼントする。足袋のコハゼは18金の特注ものだった。実は、ここに出てくる深川亭は僕の実家で、鈴久の伝説は今でも語り草になっている。

 ジャーナリズムは連日、彼の行動を追う。当時の一流紙、時事新報が彼を「大成り金」と呼んだ。「成り金趣味」という言葉は「鈴久の18金のコハゼ」が語源なのかもしれない。

 100年たって、寵児(ちょうじ)はニッポン放送乗っ取りのホリエモン。テレビ、週刊誌が必死で“IT成り金”を追う。自ら技術を開発しないで、技術を持つ会社をのみ込もうとするホリエモン作法の行方は如何(いか)に? 初代成り金・鈴久はどうなった? 乗っ取りの常か、鈴久も相場に敗れ無一文。鈴木銀行は倒産する。栄華はたった3年。

歴史物語としては面白いですが、説得力には乏しい記事だと感じました。文字通り素人の若造だった鈴久と、既に多数の買収を実行してきた堀江氏では知識も実績も段違い。確かに、堀江氏が当初思い描いていた展開にならない可能性は高いでしょうが、さすがに「相場に敗れ無一文」のような事態にはならないかな。

さて、この記事の意図は堀江氏のイメージダウンを狙ったものでしょうか? それとも鈴久のようにはなるな、という逆説的なエールでしょうか?
posted by D Slender at 18:43 | ローマ ☀ | Comment(0) | TrackBack(2) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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