2005年11月02日

死刑制度についての私見

【2012.10.26追記】2005年当時のニュース関連の記述を削除し、死刑制度に対する私の所感部分に加筆する改訂を加えました。【追記終わり】

死刑制度の是非に関する論争が絶えません。世界的に見れば死刑を廃止した国、していない国、復活させた国など、国家や地域によって千差万別。おそらく、死刑をすべきか否かは、絶対的に正しい結論が存在しない問題なのでしょう。

死刑廃止論の概略については、Wikipediaにわかりやすく書かれています。

では、これを機に私自身の死刑制度への考え方を書いておきます。勿論私の主張も万人にとって正しいわけではありません。自分自身にとって最も納得できるというだけです。

重罪を実際に犯した人を死刑に処するのは問題ないと考えます。

しかし、死刑制度廃止論者の主張の中で、
もし冤罪であった場合、一旦生命を失えば取り返しがつかない。
財産や自由を失うことに比べて命を失うことはそれ以上に取り返しがつかない。全部同じだと言うなら、殺人を特別に重く罰する理由がないことになる。

の部分は決定的な説得力を持つと考えます。私には、この主張を論破できる死刑擁護論は思いつきません。

そこで、私が国家の独裁者だったら、死刑制度を次のようにします。

死刑に値する罪を犯した人に対しては、死刑と終身懲役刑のどちらかを選べるようにします。もし労働できない状態になった場合は、法相決済を経て死刑が執行され得ると定めておくのです。終身懲役刑は社会復帰の道を閉ざした無期懲役なので、これはこれで厳しい刑罰です。自ら死刑を選ぶ囚人もいるでしょう。もし万一冤罪だった場合には、終身刑を選んで無罪獲得への闘争を行えば良いのです。
※なお、終身禁固ではなく終身懲役を主張する理由は「死刑囚を税金で養うのか」という一部世論の反発を和らげるためです。

以上、コメント欄閉鎖モードでお送りしました。

posted by D Slender at 12:40 | TrackBack(2) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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