1位 座席の座り方 15.2%
2位 携帯電話の使用 12.2%
3位 泥酔状態での乗車 12.2%
4位 乗降時のマナー 12.2%
5位 電車内で騒ぐ 10.8%
6位 ヘッドホンステレオの音漏れ 8.1%
7位 荷物の持ち方・置き方 7.8%
8位 女性の化粧 5.9%
9位 所構わず電車の床に座る 5.7%
10位 たばこについて 3.5%
座席の座り方は4年連続の1位だそうです。なお、昨年度の結果については当ブログでエントリを書いています。
【関連エントリ】電車内迷惑行為観
ランク内に煙草の件が入っているのは厳密には変だと思います。何故なら、鉄道施設の禁煙箇所での喫煙は鉄道営業法違反だからです。つまり、マナー以前の違法行為です。
煙草は論外として、それ以外の9つの中で個人的に全く迷惑を感じないものは携帯電話使用とヘッドホンの音漏れと女性の化粧です。理由は昨年のエントリに書いたので繰り返しません。
ところで、私が電車内の他人の行為で迷惑、というより見苦しく感じるものが2つあります。
1つは、上の画像のように、4人掛けの自由席座席で靴を脱いで対面の座席に足を掛ける行為です。これはアンケート1位の「座席の座り方」に含まれるかも知れません。何故この行為が嫌いかというと、その席に座りたい人が躊躇する可能性が大きいからです。また、欧米的思考の持ち主である私にとって、公共の場で靴を脱ぐこと自体に多少の抵抗があります。
もっと嫌いなのは、特急やグリーン車などで2人掛けロマンスシートを対面状態にしておきながら、元に戻さずに電車から降りる行為です。これはアンケート結果には含まれていないようです。
公共のものを動かしておきながら原状復帰しない人の神経が私には信じられません。
以上のように、(これまで何度か書いてきたことですが)どんな行為を迷惑に感じるかは人それぞれなので、マナー論議で万人が納得する結論が得られることは望み薄ですし、見ず知らずの他人のマナーを注意するなど不毛かつ危険だと思います。ゆえに、私も上に書いたような「対面状態の座席を戻さない人」をリアルで咎めることは絶対にありませんし、ブログで「止めてください」と呼びかけることもしません。