古田に「GM監督」を要請 (スポニチ)
ヤクルトが古田敦也捕手(40)にチーム編成権付きの「GM監督」として来季の監督就任を要請することが31日、明らかになった。古田が99年の取得以後、1度も行使していないFA(フリーエージェント)権を初行使して他球団への移籍を視野に入れているための“流出予防策”で、監督専任かプレーイングマネジャーかは古田の意思に任せる方針。多菊善和球団社長(69)が9月20日すぎにもチーム残留→GM監督就任を打診する。若松勉監督(58)は古田の去就にかかわらず今季限りで勇退する。
凄い厚遇だと思います。さすが古田。かつての名捕手が監督になった例といえば、南海の選手権監督だった野村克也や、球団に待望されての監督就任だった西武の伊東勤監督などが居ますが、いずれもGM的な権限は無い(無かった)と思われます。
ヤクルトは「古田監督」誕生を人気回復の切り札としたい。年間観客動員数では、日本一に輝いた01年の186万人以降は年々減少。それに伴って年間の赤字も年々膨れあがっており、今年は約10億円にも及ぶ見込みだ。球団首脳は「古田監督誕生は観客動員回復のために不可欠」と話しており、赤字解消の“救世主”としても、大きな期待を寄せている。
やはり、古田の集客力は野村や伊東以上に評価されているようです。推測ですが、プロ野球選手会長をこなす実務能力も球団には評価されているのではないでしょうか。
今年の古田は故障がちで、出場しない試合も増えています。そろそろ今後の身の振り方を考えるべき時。果たしてどのような選択をするでしょうか?