2007年10月25日

鳩山法相死刑発言について

少し前に死刑に関する“失言”(「乱数表」はどう考えてもマズいですよねえ)で物議をかもした鳩山法相の直近の死刑関連発言を引用します。
「絞首刑、もっと安らかな方法は」 法務委で鳩山法相(朝日新聞)
 就任以来、死刑執行のあり方をめぐる発言を続けている鳩山法相は、24日の衆院法務委員会での答弁で、死刑確定から執行まで平均で7年以上かかっている現状と、「法相は確定後6カ月以内に執行を命令しなければならない」とする刑事訴訟法の規定とのずれに違和感を示した。そのうえで「短すぎるなら延ばす方法もある」と述べ、期間について見直しも視野に検討していく考えを明らかにした。

死刑執行に慎重になるのは当然だと思います。万が一にも冤罪の人を殺してしまったら取り返しがつかないわけですから。刑事訴訟法とのズレが気になるなら、法相自身も述べている通り法改正で期間を延ばすのが現実的でしょう。

ここまでは何の問題もありませんが、次の発言には首を傾げました。
法相は執行方法についても言及。「(絞首刑より)もっと安らかな方法はないか、という思いはある」と語った。

うーん、絞首刑はベストではないかも知れませんが、手軽かつ相当安らかに死ねる方法なんですがねえ。

絞首刑より安らかで確実な方法といえば、全身麻酔後に塩化カリウムを注入するなどして薬殺するくらいでしょうか。これは被執行人の苦痛の少なさという意味では恐らく最善の方法ですが、執行側に医学的専門知識を要するところがネックです。日本での採用が可能かどうか、疑問です。

それにしても、鳩山弟氏は死刑の話をするのが好きなようです。

【関連過去エントリ】 私自身の死刑制度に対する基本的考え方は、次のエントリに書いてあります。
死刑制度について
posted by D Slender at 12:44 | Comment(0) | TrackBack(1) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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