2007年10月19日

日本国内の中国産食品は原則安全

今年に入ってから日本の一般メディアでも中国の環境汚染の深刻さが報じられる機会が多くなったこともあり、「中国産食品は危ない」という風評を信じる日本人の割合が増えつつあるように感じられます。中国産食品を食べるか否かは個人の自由とはいえ、風評ゆえに倒産する企業まで現れる現状は決して好ましくないと思います。

以前別所で主張した内容ですが、改めてここでもフォントを大にして断言しておきます。

日本国内で流通する中国産食品は基本的に安全です。

中国の環境汚染が深刻なのは事実です。中国産食品に危ないものが多いのも恐らく事実です。だからと言って、日本で「中国産は食べない方が良い」と結論するのはとんでもない飛躍です。何故なら、日本国内への食品輸入や動植物持込の際の検査はかなり厳しいからです。農薬残留が基準を超えていたり有害物質が含まれると判定されたら国内市場に流通しません。故に、国内に流通する中国産食品は基本的に安全なのです。

尤も、検査漏れなどのアクシデントで危険品が流通する可能性はゼロではありませんが、その程度の微小な確率を心配しているようでは飛行機にも電車にも乗れないでしょう。

日本は、食に対する潔癖度がかなり高い国で、それが食品検査体制にも反映しています。こと中国産食品問題に関しては、厳しい体制が幸いしていると思います。

【関連過去エントリ】中国食物論または松屋論(社会派DS)

そんなわけで、松屋さんには豚めしの肉をデンマーク産から中国産に戻し、再び20円安くして頂けると嬉しいです。何故なら、中国産豚肉の方が美味いと私には感じられたからです。
posted by D Slender at 15:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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