2007年10月18日

阪急「全席優先席」廃止

まず、廃止の経緯を詳しく書いてある時事ソースから。
譲り合いの心、はかなく=全席優先座席を廃止−阪急電鉄(時事)
 阪急電鉄(本社大阪市)は17日、1999年4月に全国に先駆けて導入した全席優先座席の設定を取りやめ、29日の始発電車から他社同様、車両の一部座席を優先座席と明示する方式に改めると発表した。全席優先座席を導入していた同社子会社やグループ会社の能勢電鉄、神戸電鉄も廃止する。
 乗客の良識で座席の譲り合いが広がることを期待した制度だが、阪急電鉄は「乗客の期待に応えられるほど浸透しなかった」と残念そう。
 同社によると、これまでに「非現実的だ」「譲ってもらえない」などの苦情が年間十数件あった。6月の株主総会でも「目に見える表示がないので譲ってもらえない」という意見があり、検討した結果、普通の優先席表示に戻すことを決めた。


また、共同ソースからも一部引用します。
「全席で譲り合い」挫折 阪急電鉄が優先席復活へ(中日スポーツ)
 横浜市営地下鉄も2003年末から同様に全席を優先席としているが、「賛同する声が多い」(同市交通局)として見直す予定はないという。

阪急電鉄と横浜市営地下鉄の違いは、どうやらクレーマーの有無に尽きるようです。私は時々横浜市営地下鉄を利用しますが、取り立てて「譲り合いの精神」が定着しているようには見えないのですが……

優先席は存在しない方が理想(全席優先でも可)だと思います。優先席があると、中途半端な混雑時に誰も座りたがらず座席の無駄が生じる現象を度々見かけます。優先席無しでも必要な人に席を譲る精神を多くの人が持ち合わせていればトラブルは生じません。

ただ、残念ながら現実にはそううまくいきません。席を必要としているのが誰なのか、見た目には判断しづらいからです。高齢者に見えるという理由で席を譲ろうとして「俺は年寄りじゃない!」などと恫喝されてはたまったものではありません。その類のリスクを避けるため、私は余程のことが無い限り他人に席を譲りませんし、実際に譲った経験がありません。より正確には、満席に近いときは着席しないことにしています(体調不良の場合は別ですが)。

高齢者や障害者等が「私には座席は必要(または不要)」という意味のバッジか何かをつけていれば良いと思うのですがねえ。

【関連過去エントリ】横浜市交通局の席譲り関連ポスター
posted by D Slender at 15:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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