アマゾン川河口に位置するブラジル・パラ州の密林地帯で、チスイコウモリにかまれた住民が次々に狂犬病を発症し、13日までに子供10人を含む11人が死亡した。同州では1年余り前にも2カ所でチスイコウモリ経由の狂犬病が流行し、計21人が死亡している。
狂犬病は、一旦発症したらほぼ100%死にます。“死亡率100%”なんて病気は滅多にありません。人間の編み出した技術は様々なことを可能にしてきましたが、狂犬病ウイルスを無効化することは出来ていないようです。幸いワクチンさえあればほぼ完璧に防げるので、日本では1957年以降狂犬病は発生していないそうです。しかしながら、海外では毎年何万人もの人々が狂犬病で命を落としていると推定されています。今回のニュースから分かるとおり、吸血コウモリの生息地に行く際にも注意せねばなりません。
【狂犬病のことがわかるサイト】
狂犬病(学協会情報発信サービス)
狂犬病(国立感染症研究所)
【追伸】
他に、異常プリオン蛋白摂取によって発病するクロイツフェルト・ヤコブ病も、一旦発症したら助からない病気です。狂犬病とクロイツフェルト・ヤコブ病以外に“死亡率100%病”は存在するのでしょうか。


