2007年05月26日

マスメディアの「ティッシュ」

こんにちは。1974年のオイルショックの記憶はないけれど1975年の細川たかしレコ大最優秀新人賞受賞は覚えている世代のD Slenderが、本日1個目のエントリを書きに来ました。

ティッシュ 10%値上げ 来月から大手各社(東京新聞)
 大王製紙は二十五日、「エリエール」のブランドで販売しているティッシュペーパーやトイレットペーパーなど家庭紙の卸価格を六月二十一日出荷分から10%強値上げすることを明らかにした。

 日本製紙クレシアや、王子製紙グループの王子ネピア、日清紡なども六月出荷分から相次いで10%強値上げすることを決めており、昨年夏以来ほぼ一年ぶりの一斉値上げとなる。木材チップや重油など原燃料価格の高騰が続き、「コストダウンでは追いつかない」(大王製紙の井川意高次期社長)ことが値上げの理由。スーパーなどでの小売価格にも反映されそうだ。

 一斉値上げを控えて、スーパーなどでは消費者の駆け込み需要の動きも予想している。ただ、製紙大手首脳は「在庫は十分にあり、石油危機のように供給不足にはならない」と強調、消費者に冷静な対応を促している。


このニュースの内容自体にはさほど興味ありませんが、一つ気になったことがあります。
 
英語の「tissue」は「ティシュー」または「ティシュ」と読む方が原語のサウンドに近いのですが、日本の口語では「ティッシュ」を使う人が圧倒的に多いはずです。言語においては、語源に忠実であることよりも相手に意思が通じることの方が大事だと私は思うので、多数の日本人が「ティッシュ」を使うことは一向に構わないと思います。

ただ、マスメディアも「ティッシュ」を使っていることを少々意外に感じました。何故なら、殆どの製紙会社が「ティシュー」または「ティシュ」を公式に用いているからです。つまり、生産者にとっては「ティシュー」や「ティシュ」の方が“正しい”わけですし、既に述べた通り語源的にも“正当に近い”のです。

だから、メディアも「ティシュー」や「ティシュ」を使う方がある意味で筋が通っているような気がします。

マスメディアは「怒り心頭に達する」のような表現に対しては鬼の首を取ったように“誤用”だと決めつけるのに「ティッシュ」には寛容なんですねえ。

なお、私自身は日常会話では「ティッシュ」を慣用しますが(その方が円滑に意思伝達できるから)、文章を書くときは「ティシュー」を使うことにしています。

【関連過去エントリ】怒り心頭に達するでも良い(少し追記しておきました)

posted by D Slender at 12:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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