2005年05月23日

「情けない」の裏側

image/dslender-2005-05-23T16:34:15-1.jpg
通勤中に下書きしたエントリを休憩中に送ります。

最近、駅の構内で
「今朝、痴漢の現行犯逮捕を目撃した。人として情けないと思う」
というポスターをよく目にします。

このポスターに限らず、テレビのキャスター等は猥褻系の犯罪に対して「卑劣」「情けない」などの形容を行うことが多いようです。不思議なことに、より重い刑が課せられる殺人には、この種の語句は余り使われないような気がします。どちらも社会的には重大な犯罪なのに。女性視聴者への配慮かも知れませんが、別の意味もあるような気がします。

推測ですが、殺人を犯そうと発想する人はごく少数である一方、痴漢については、ふと「やってみたい」という衝動を感じた経験がある人が案外多いのでは? 私はあります。

勿論、衝動と行動の間には相当の距離があるわけですが、 間違っても行動に転ばないよう、男性としての自戒を込めて殊更に「卑劣」「情けない」を強調するのかも知れません。

近年の私は満員電車と無縁の生活なので大丈夫だと思いますが、男性の皆さんは間違っても痴漢を実行しないようにしましょう。最近は冤罪にも気をつけないとね。
posted by D Slender at 16:34 | シンガポール ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | moblog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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