2007年02月01日

「学歴逆差別」は止めよう

過去エントリ
「反学歴社会」を検討してみる
神戸市学校職員の学歴詐称
に関連するニュースです。

「高卒」と偽り就職=勤続10年、大卒職員免職−兵庫県尼崎市(時事)
 兵庫県尼崎市水道局は31日、4年制大学を卒業したにもかかわらず、最終学歴を「高卒」と偽って採用試験に合格し、10年近く勤務していたとして、同局管路補修課の男性職員(37)を同日付で諭旨免職とした。職員は「安定した職に就きたかった」と説明しているという。


尼崎市では、昨年7月にも同様の問題が発覚しています。
「高卒」採用ホントは大卒 尼崎市職員、学歴詐称で諭旨免職(神戸新聞)

規則厳守の原則に従うならば、「学歴詐称」した職員の免職は止むを得ません。

しかし、この場合は「大卒は採用しない」という規則そのものに合理性皆無。

何故「学歴逆差別」的な規則を設けているのでしょう? 考えられる根拠は、一般的に就職不利と言われている高卒の人に就職の門戸を開こう、という考え方でしょうか? だとしたら、ある意味で崇高な発想ですが、今や選り好みさえしなければ誰もが大学に入れる時代になりつつあるので意義は大幅に薄れています。それとも、高卒では務まるのに大卒では務まらない仕事なのでしょうか? そんなはずはないでしょう。

「採用は高卒のみ」という規則を一部の職員について設けている自治体は少なくないようですが、今すぐにでも撤廃すべきだと思います。このような規則を許すならば、状況次第では、勉強しないで高卒に留まる方が安定した職に就けることになり得ます。これは日本の教育にとって大いなる損失。能力があってもわざと勉強しない学生が現れる可能性が生じるからです。

少なくとも、高学歴で損をすることが絶対に無い社会であって欲しい。残念ながら、今の日本はそうなっていません。

そういえば、企業等の採用条件から年齢を撤廃する案が与党内で出ているようです。良いことだと思います。更に一歩踏み込んで、「学歴逆差別」も禁止するような法律も定めて欲しいものです。
posted by D Slender at 07:57 | Comment(0) | TrackBack(1) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

大卒職員免職
Excerpt: 兵庫県尼崎市の水道局では大卒なのにわざわざ高卒と偽って十年勤務してい た職員が免職になったそう。 安定した職につきたかったらしい。??安定したかったら高卒??よくわか んないです
Weblog: 話題のニュース発信!!
Tracked: 2007-02-01 11:05
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。