飲酒後に牛丼店で上司なぐり死亡させる、会社員を逮捕(読売新聞)
牛丼店で飲食中に勤務先の上司を殴ったとして、警視庁代々木署は20日、横浜市都筑区川和町、広告会社社員鈴木隆浩容疑者(32)を傷害の現行犯で逮捕した。
上司は殴られた弾みでいすから転落し、頭を強打して死亡、同署で傷害致死容疑に切り替えて調べている。同署によると、鈴木容疑者は同日午前2時45分ごろ、渋谷区初台1の牛丼店「松屋フーズ初台店」で飲食中、上司の世田谷区下馬1、同社役員山下康幸さん(46)と口論になり、山下さんの顔を数発殴った。カウンター席のいすから転げ落ちた山下さんは、床に頭を強く打ち、病院に運ばれたが、約1時間半後に死亡した。
消防から連絡を受けた同署員が店内にいた鈴木容疑者を取り押さえた。2人は別の場所で酒を飲んだ後、牛丼店に立ち寄っていた。
違和感その1: 松屋を「牛丼店」と形容するのはいかがなものか。BSE問題勃発以前はそれでもよかったと思いますが、今の松屋は「牛丼店」という感じではありません。現在も豪州産牛肉を用いた「牛めし」は普通に売られていますが、主要な売れ筋ではないはず。やはり、現時点での代表メニューは「豚めし」でしょう。客の立場で観察していても一番売れているように見えます。しかも、吉野家とは違って牛めし(吉野家では「牛丼」ですが)を前面に押し出すPRを行っていません。更に(以前にも書きましたが)「豚めし(並)」は単に「並盛」と略すのが店員のルールになっています。これは、松屋自らが「豚めし」を代表メニューと認めていることの現れでしょう。以上の理由により、松屋を敢えて一言で表現するなら、「牛丼店」ではなく「豚めし店」と呼ぶのが適切であると考えます。
違和感その2: 「飲酒後に牛丼店で上司なぐり死亡させる」という見出しだと、「牛丼店(松屋)の店員が飲酒後に仕事につき、上司を殴り殺した」と誤解される可能性があります。本文をよく読めばそうではないことが分かりますが、見出しのインパクトは大。もしも私が読売の担当デスクだったら、見出しから「牛丼店で」を削除するのですが……
さて、ここから先は自分用メモ。一昨日の休憩時間は、松屋で「豚めし豚汁セット」を食べました。昨日はFKのベーコンエッグバーガー(今年3個目)でしたが、今日も「豚めし豚汁セット」にする予定。今日も、このエントリが表示される頃には食べていることでしょう。予約投稿なのです。