9月15日(土)の16時30分頃、仕事で同僚が運転する車に同乗していました。神奈川県藤沢市藤沢のダイエー前の無信号横断歩道にさしかかると、右側の横断歩道脇で女性が自転車から下りた状態で待っていました。言うまでもなく道交法第38条により車両には一時停止義務が発生している状況です。運転する同僚は当然のように横断歩道手前で停車しました。ところが、対向車が止まらない止まらない。少なくとも6台は歩行者を無視して通過していきました。まさかこうなるとは思わなかったので、動画撮影等の態勢がとれなかったのが少々悔やまれます。こちらの車には私を含めて4人が乗っていましたが、皆が口々に「何で止まらないんだよ」「止まれよ」と叫んでいましたが、対向車のドライバーには残念ながら届きません。ようやく対向車の一台が止まったタイミングで、歩行者は横断することができました。歩行者はこちらの車に向かって会釈をしながら横断しましたが、これも本来はおかしな話で、無信号横断歩道では法的に歩行者は絶対優先なので礼など不要なはずです。
それにしても、簡単な法律を守れないドライバーが多いものです。私が歩行者としてよく通行する横断歩道よりも酷いかも知れません。藤沢市内での横断歩道でも“活動”したくなってきましたが、仕事中にしか通りかからない場所なので難しいかな。
ところで、私が勤める会社の部署の同僚はみな遵法意識を持っていることが判明し、ちょっと感心したというか見直したというか…… でも冷静に考えると、他人の法的権利(この場合は歩行者の優先横断権)を侵害しないのは法治国家の国民として当たり前なので、感心するほどのことではありませんよねえ。