日本プロ野球で来シーズンから行われる予定のセ・パ合同のポストシーズンゲームが、リーグ1位チームへのアドバンテージへの考え方が両リーグで異なるため、決裂する可能性が出てきました。
セ、パ決裂…クライマックスシリーズ独自開催も
来季からセ、パ両リーグで統一されるポストシーズンゲーム「クライマックスシリーズ」がセ、パそれぞれ独自で開催される可能性が出てきた。プロ野球実行委員会が4日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で開かれ、リーグ優勝チームに与えられるアドバンテージはセ、パで意見がまとまらない中、冠スポンサーはリーグ別々につけることが決まった。
セ・リーグはこの日の理事会で「アドバンテージをつけないことで合意した」(中日・伊藤代表)ものの、パ・リーグは「何らかのアドバンテージをつけたいという方針」(ロッテ・瀬戸山球団社長)で、昨年までのような5ゲーム差で1勝などの案も出た。また、「セと同時に開催しなくてもいいのではないか」と日程も別にするという意見もあった。
アドバンテージについては21日に開かれる12球団代表者会議で正式決定するが、パが譲歩しない限りは、両リーグ初の統一開催となる「クライマックスシリーズ」は、冠スポンサーだけでなく、試合形式もそれぞれ独自路線を歩むことになる。
うーむ、セ・パが決裂しようがしまいが、それ自体はどちらでも良いのですが、パ・リーグファンであるはずの私なのに、ポストシーズンゲームに関してはセ・リーグと意見が近いことが多いのは不思議です。個人的には、2位チームにも勝利の可能性を十分に残しておく方が面白いと思うのです。