サントリーは20日、10月1日に新装オープンする渋谷公会堂(東京都渋谷区)の命名権(ネーミングライツ)を渋谷区から取得し、名称を「渋谷C.C.Lemonホール」にすると発表した。
渋谷区のスポンサー募集で、大手広告代理店の電通が落札。広告主を募集していたもので、名称は3者で合意した。契約は2011年9月末までの5年間で、契約金は年間8000万円。
ビタミンC入り微炭酸飲料の商品名を採用した理由について、サントリーでは「幅広い年齢層に支持されている商品のコンセプトが、幅広い世代に親しまれている渋谷の街にマッチする」(広報部)と話している。
電通では、今後も公共施設の命名権制度導入が進むとみており、命名権ビジネスを本格化させる方針。
渋谷公会堂ですか! 私の世代では、渋谷公会堂の存在を往年の日本テレビ系歌番組NTV紅白歌のベストテンやザ・トップテンを通じて知った人が少なくないことでしょう。地方の中学生の修学旅行コースの定番でした。
そんな渋谷公会堂が「渋谷C.C.レモンホール」に改名するというのも、時代の流れでしょうか。とは言え、命名権を取得したサントリーさんには個人的な不満が一つ。
「C.C.レモンホール」ではなく「バブルマンホール」にして欲しかったです。