2011年11月29日(火)
夜8時50分頃に歩行者の私がよく通る無信号横断歩道に橋の方から近づいたとき、右側から走ってくる1台の自動車がかなり減速しながら横断歩道に近づいてきました。他に横断しようとする歩行者等はいませんでした。もし私が速度を変えずにそのまま歩けば自動車が先に通過するタイミング。一方、私が早足モードに切り替えれば私の方が先に横断歩道に進入できる感じ。おそらく橋の上の私に気づいたドライバーが、仮に私が速度を速めても対応できるように徐行したのでしょう。道交法第38条を遵守する模範的なドライバーだと思います。法律を守るのは当たり前なのですが、その当たり前のことができない運転手が少なくないので、ちょっと感動してしまいました。さて、私は早足に切り替えるかどうか少し迷ったのですが、そのドライバーに敬意を表する意味で、結局ゆっくり歩いて車を先に通しました。
ところで、私はささやかながら道交法第38条の啓蒙をリアルで試みているわけですが、昨夜のような微妙な状況の際、わざと車を止めるようにペースを調節するべきか、自然体でいくべきか、迷ってしまいます。わざとペースを変えるのはマナー的な意味で印象が良くないかもと思い、これまでのところ自然体を崩したことはありませんが、今後、状況によってはペース調節を実行するかも知れません。