2011年11月27日

横断歩道で「待つ」歩行者

全ての車両が道路交通法第38条を遵守していれば、無信号横断歩道を横断しようとする歩行者は立ち止まって待つ必要無く渡れるはずです。しかし、現実には少なからぬ車両が法律を守らず取締りも行われない場合が多いため、危険回避のため待たざるを得ないケースが多いことは既に論じました。

まあ、仮に普段法律を厳守していても横断歩道を見落とすドライバーが居る可能性は排除できないので、歩行者が立ち止まって安全確認することには意義があると思います。

それにしても、車が横断歩道から結構離れた場所に居るのに待つ歩行者については、ちょっと待ち過ぎではないかと思ってしまいます。横断歩道予告の菱形道路標示よりも更に離れた地点(大抵横断歩道からは50m以上)に車が居る状態ならば、横断を始めても大丈夫ではないでしょうか。余り歩行者が譲りすぎると、(言い方は悪いかも知れませんが)運転手が付け上がるというか、歩行者優先を守らない方が得策だと感じてしまうのではないかと危惧しています。

とは言え、歩行者が横断歩道で過剰に待つ行為は違法でも何でもないわけですから、歩行者に向けて「待たずに渡ろう」と呼びかけるわけにはいかないのが悩ましいところです。

少なくとも私は無信号横断歩道で待たずに積極的に渡りますよ、と改めて強調しておきます。

posted by D Slender at 12:00 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 横断歩道問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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