さて、次の事例も興味深いものです。
強制わいせつ:育英高野球部員を逮捕 地区大会は辞退せず(毎日新聞)
私立育英高校(神戸市長田区、阪本勝彦校長)の1年生の硬式野球部員(16)が先月中旬、女子中学生への強制わいせつ容疑で兵庫県警明石署に逮捕されていたことが22日分かった。同校は開催中の全国高校野球選手権兵庫大会で3回戦に進出しているが「出場辞退はしない」としている。
同校などによると、部員は6月19日午後8時ごろ、同県明石市の自宅近くの路上で、女子中学生に自分の体を触らせるなどした疑いで緊急逮捕された。部員は野球部の練習を終え、帰宅途中だったという。また、2年生の野球部員が今春、女性への痴漢行為が発覚し自主退学していたことも判明。6月には野球部長が部員に暴力を振るったとして交代している。同校野球部は、春13回、夏6回甲子園に出場している。
1年間に2人もワイセツ行為で逮捕されるとは、少々驚き。育英高校野球部員の猥褻率は世間の平均より高いようですが、あくまでも個人の問題(まさか野球部内に痴漢行為を奨励する空気が存在することはないですよねえ)。だから、同高校が大会出場を辞退しなかったことは適切な判断だと思います。
一方、次の事例はチーム解散が妥当。
専修大一気飲み死、学生35人処分・サークルは解散(読売新聞)
専修大1年の男子学生が今月1日未明、軟式野球サークルの合宿で酒を飲み、急死した問題で、同大は21日、サークルによる組織的な一気飲みが行われたとして、関与した同大1〜3年の他のメンバー全員計35人を1か月から無期の停学処分にしたと発表した。
サークルには解散を命じ、学内に委員会を設置して再発防止策を検討する。
組織的に一気飲みを強要する空気があったのでしょう。個人的には、サークルの責任者は無期停学どころか退学でも良いと思いますし、懲役5年くらいの刑事罰に値すると感じられます(ちなみに傷害致死の罰は懲役3年以上なので、法律的にも妥当な線でしょう)。
そういえば、私が大学時代に所属していたサークルにも、一気飲みの習慣がありました。当時の私はその習慣が大嫌いでした。何故、健康に悪いと分かりきっていて、かつ酒を不味くするような下らない行為をわざわざするのか? よほど先輩をぶん殴ってサークルを辞めようかと思いましたが、最終的には思い留まりました。あれから十数年。一気飲みの害は世間に流布していると思いますが、それでも実行している愚かな若者が日本にはまだ居るのですねえ。
ところで、育英高校の件では、少々気になるニュース記事を見つけました。
別の部員も痴漢で退学 育英高野球部、5月に(共同)
前半は、上記の毎日新聞の記事で既報の通りですが、最後の2行が気がかり。
育英高は強制わいせつ容疑で男子生徒が逮捕された件について同日、日本高野連に報告書を提出した。高野連は今後正式な処分を検討する。
高野連が処分を検討? 処分は事実関係を慎重に調べた上で決めて欲しいものです。仮に2人の元部員が猥褻行為に至った責任の一端が野球部員どうしの交友関係などにあったとすれば、野球部全体に何らかのお咎めがあっても仕方ないかも知れません。そうではないとすれば、他の部員が不利益を被るような処分(出場停止など)は完全に不当だと感じられます。
ところで、私は、高野連という団体に非常に悪い印象を持っています。詳しくは、昨年3月のエントリ「高野連の皆様の厳父の如き愛情」を参照ください。ブログを書き始めて2年と少々になりますが、心中で激怒しながらエントリを作成したのは「高野連の皆様の厳父の如き愛情」以外にありません。高野連の皆さん、もしこのエントリを読んでいたら(読んでいないと思いますが)是非一度あなた方の考え方を反省してみて欲しいと念願します。
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