ひろゆき氏「市民メディアはマスコミに勝てない」(IT Media)
JANJANへのアドバイスを求められたひろゆき氏は、投稿に記者登録が必要なことや、編集者の手を入れて記事のクオリティを高めていることで、投稿へのハードルが高くなっていると指摘。当事者が参加しにくくなり、マスコミ的にならざるを得ないと話す。
「2chに当事者が多く、マスコミに少ないのは、単純に数の問題。ある新聞の記者が1000人いるとして、2chのユニークユーザーは1000万人。参加者が当事者である可能性は高くなる」(ひろゆき氏)
「JANJANがハードルの高さを存在価値とするなら、マスメディア側にいくしかない。しかしマスメディアには、取材費用をもらえ、毎日物を調べているだけでご飯を食べられる人がいる。市民メディアはそうではなく、兼業の人が多いから、市民メディアは構造的にマスメディアに勝てない。ならばやらないほうがいいと思う」(ひろゆき氏)
当事者が必ずしも情報発信したがらない、という問題もある。「例えば事故を起こした人は、わざわざネットに情報発信するより、慰謝料でおいしいもの食べた方がいい」(ひろゆき氏)
それでも当事者による発信メディアが必要なら、「2chやブログのリンク集でいい」とひろゆき氏は言う。「2chやブログが既にネット上にある。その中から編集者が面白い記事を適当にピックアップして載せればいい」(ひろゆき氏)
ひろゆき氏らしいあっさりと断定するようなモノの言い方.このような姿勢が2chファンにウケている一因なのでしょう.
私もこの件に関するひろゆき氏の見解には90%同意します.
ただ,ひろゆき氏の発言の中で「兼業の人が多いから、市民メディアは構造的にマスメディアに勝てない。ならばやらないほうがいいと思う」の部分は,少し言い過ぎだと思います.市民メディアが職業的メディア人と同じ土俵に立って勝つことを目指す必要はあるのでしょうか?
私は,市民メディアは「一般メディアが余り扱わない1次情報発信」や「速報性を要しない情報発信」を目指すのが良いのではないかと思っています.たとえば,私はたまにライブドアPJニュースを見るのですが,最近は独自のインタビュー記事(堀江貴文容疑者逮捕後の三浦和義氏へのインタビュー)など,個性的で興味深い記事がチラホラ見受けられます(この種のインタビューは一般個人ブロガーが書くのは極めて困難です).
ただ,そのような意欲的な記事は依然少数派.市民記者の絶対数がまだまだ少ないのが原因でしょう.JANJANにしても,LDPJにしても,もう少し記者になるための敷居を下げても構わないのではないかと思うのですが……


