2011年11月29日

歩道での警備員誘導について

直接的には横断歩道とは関係ないテーマをとりあげてみます。とは言え、法的な歩行者優先に関わっているという意味では、無信号横断歩道と共通しています。

交通誘導を行う警備員が特別な法的権限を持たないことは有名だと思われます(後述の警備員法第15条)。ですから、仮に警備員の誘導に従わなかったとしても、そのことを理由に罰せられることはありません(とは言え、誘導を無視して事故を起こしでもしたらそれなりの責任が問われることになるでしょうが)。

当ブログでは歩行者優先問題を扱いますから、当エントリでは歩道または横断歩道での警備員のみを扱います。代表的なのは、企業施設や店舗等に面した歩道や無信号横断歩道での交通誘導です。私の行動範囲の中で判断する限り、この種の警備員は歩行者優先の法律をちゃんと守っているケースが多いと感じられます。少なくとも無信号横断歩道での車などよりよっぽどマシです。企業に委託される立場ですから、法を守らないという悪評が広まるリスクを避けているのかも知れません。

ただ、ごくたまに歩行者優先を守らない警備員も居ます。たとえば、私がよく通る無信号横断歩道から50メートルほど離れた日立テクノパークの西門前(横浜市戸塚区吉田町)では通常2名の警備員が働いていて、施設に出入りする自動車を円滑に通すための誘導を行っていますが、時々歩道を通行する歩行者の優先を阻害するかのような強引な動きをするのが日頃から気になっていました。施設前の市道は広くない割に時間帯によっては交通量が多いため、施設に入ろうとする大型車両などを待たせると渋滞が発生する可能性があることは確かです。警備員が焦って車を早めに通そうとする気持ちは分からないでもないですが、だからと言って、歩道上では歩行者が優先するという法律(後述の道交法第17条)を蔑ろにする権限は警備員にはありません。もしどうしても歩行者を止めて車両を先に通したいのなら(そのような状況が滅多にあるとも思えませんが)、歩行者に丁寧にお願いして許可を得てからそのように誘導するのが筋というものです。

先日11/23(水祝)の朝、私がこの歩道を通行して西門前に差し掛かっていたにもかかわらず、警備員の一人が車道で待っていた大型トラックを施設内に通そうという動きを見せたので、私は警備員に対してすかさず「コラ! 歩行者優先! 通せ!」と大声で一喝しました。すると、もう一人の警備員が特に表情を変えずに「どうぞ」と言って先に私を通しました(当然のことです)ので、私もそれ以上何も言わずに通過しました。仮に彼らが私に対して文句をつけてくるようなら、即座にこちらの法的正当性を主張した上で日立に抗議電話を入れるつもりでした。今後も同様です。

なお、私は常に下記の文書をプリントアウトしたものを持ち歩いています。もし歩道上で警備員に強引に止められた場合は、このプリントを警備員に渡してこちらの法的正当性を主張します(とは言え、この程度の内容は警備員なら承知だと思われますが…)。もしそれでも文句をつけてくるようなら雇い主に抗議電話です。

歩行者の法的優先を阻害する存在を私は許しません。

では、以下にそのプリントを引用して締めます。

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posted by D Slender at 08:00 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 歩行者(横断歩道以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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